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コラム

2023.07.11

夜、歯磨きをしないで寝るとどうなる?

皆さんも一度は歯磨きをせずに眠ってしまった経験があるのではないでしょうか。そんな翌日はとてもお口の中が気持ち悪いですね。疲れている時、飲み会の後などについつい起こりがちなことではありますが、もし頻繁にこのようなことがある場合、注意が必要です。

歯磨きをしないで寝てしまう危険性

歯磨きをしないで寝てしまう危険性実は、眠っている間というのは虫歯や歯周病のリスクが非常に高くなります。それはなぜかというと、お口の中に唾液の分泌が低下してしまうからです。唾液というのは、食べ物を消化する酵素の働きをしているだけではなく、お口の中を洗浄したり、中和したり、殺菌したり、免疫作用を発揮したりなど、様々な役割を果たしています。
その唾液の活動が低下することにより、虫歯や歯周病の原因菌の活動が高まってしまい、虫歯や歯周病を起こしやすくなるのです。ただでさえそんな状態になってしまうお口が食べかすだらけだと、どうなってしまうか、想像するだけでも恐ろしいですね。
このような理由があるからこそ、寝る前の歯磨きというのはとても重要で、1日に2、3回行う歯磨きの中でも最も時間をかけて丁寧に行う必要があるのです。

こんな方は要注意!

こんな方は要注意!特に次のような方は虫歯や歯周病リスクが高くなりがちなので注意しましょう。

◆いつの間にかコタツで眠ってしまう人

寒い冬にはコタツで寝っ転がってテレビを見ながら眠ってしまう人も多いことでしょう。一度気持ちの良いコタツに入ってしまうと、歯磨きも億劫になってしまいます。そのため、是非ともコタツに入る前に歯磨きをしてしまうことをおすすめしますが、そもそもコタツで眠ると風邪をひきやすいので、できるだけコタツで寝ないようにしましょう。

◆夜にお酒を飲む習慣のある人

夜にお酒を飲む習慣のある人は、歯磨きをせずについついいつの間にか眠ってしまうということが起こりがちです。特にお酒というのは、利尿作用があるために、お口の中が乾燥してしまいやすく、さらに虫歯や歯周病のリスクを高めますので、より一層の注意が必要です。お酒を飲んで気持ちいいまま眠ってしまいたい、という気持ちもわかりますが、寝る前には歯磨きを忘れないようにしましょう。

◆夜に甘いものを食べることの多い人

食後、夜遅くテレビを見ながら甘いものを食べるのが好きな方もいると思います。このような方は、たとえ甘いものを食べた後に歯磨きをしたとしても、磨き残しというのはそもそも必ず出てしまうものですから、お口に残った糖分によりできたプラークが停滞しやすくなり、虫歯や歯周病にかかりやすくなります。そのため、できれば夜遅い時間に甘いものは食べないようにしましょう。

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