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コラム

2023.07.11

歯科治療の後に食事をしても大丈夫?

歯科治療の後に食事をしていいのか、というのは多くの方が持たれる疑問だと思います。そこで、今回はどのような治療の後に食事に注意する必要があるのか、また具体的にどのようなことに注意したらいいのか、についてご紹介します。

治療前の食事

治療前の食事治療前に関しては、特に食事に関して注意しなければならない、ということはありません。治療内容によっては、むしろ治療前に軽くでも食事を済ませておいた方が良い場合もあります。例えば、麻酔を使う処置、抜歯、インプラントを含む外科処置を行った後は、麻酔が切れるまでに数時間かかることもあるため、空腹でない状態にしておいた方が良いでしょう。

また、糖尿病の方は、空腹時に低血糖発作を起こしてしまうことがあるため、しばらく食べられなさそうな時は特に、あらかじめ何か召し上がっておいた方が安心です。

ただし、食べた後は治療前に歯磨きを欠かさないようにしましょう。

こんな治療の後は食事に注意

麻酔を使った治療の後こんな治療をした後は、食事に気をつけましょう。

麻酔を使った治療の後

麻酔をした後というのは、治療後もしばらく麻痺した感覚が続きます。個人差はありますが、人によっては2〜3時間くらい続く時もあります。麻酔が切れてないうちに食事をしてしまうと、温度がわかりにくかったり、頬や唇を噛んでも感じづらいので、お口内部を火傷したり、傷つけやすくなります。そのため麻酔が効いている間はなるべくお食事は控えるか、空腹が辛い場合には熱いものを避け、噛まずに食べられるようなゼリーやぬるいスープのようなものを召し上がることをおすすめします。

仮ぶたをした時

歯を削った後、根の治療をした後には仮ぶたをします。仮ぶたの材料にもよりますが、通常は仮ぶたが完全に固まるまである程度時間がかかりますので、治療直後の食事は控えるようにしてください。固まる時間は材料によっても違うので、あらかじめ歯科医院で確認しておきましょう。なお、仮ぶたの脱落を避けるため、仮ぶたの部分では食事をしないようにしましょう。

詰め物、かぶせ物をした時

詰め物やかぶせ物をする際、セメントで歯にくっつけますが、こちらの場合もセメントが固まるまでは食事を控える必要があります。通常1時間くらい開ければ問題ありませんが、こちらも念のため歯科医院であらかじめ確認しておきましょう。

抜歯・外科処置後

抜歯を含む外科処置後は麻酔の痺れが残っているのと、出血の問題がありますので、処置直後のお食事は控えましょう。食事をとって良い目安としては、麻酔が切れているか、出血が止まっているか、というところですが、その際に傷口の方はなるべく刺激しないように気をつけましょう。具体的には、固いもの、熱いもの、刺激物などを避けるようにしましょう。

ホワイトニングの後

ホワイトニングをした後は歯が着色しやすい状態になっています。施術後1時間くらいは食事を控え、24時間以内は色の濃い飲食物は控えるようにしましょう。

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